FXで取引の対象となる外国通貨には、それぞれ特徴があります。この特徴を把握しておかなければ、適切な取引を行うことができません。そこで、数多くある外国通貨の中から主要通貨と呼ばれるものを取り上げて、解説してみます。
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まず何と言っても一番先に覚えておかなくてはならないのが、米ドルです。米ドルは、世界経済をリードする基軸通貨、つまりキー・カレンシーであり、その動向は他の通貨の動きさえ左右すると言っても過言ではありません。米ドルが基軸通貨になった背景には、第二次世界大戦が関係しています。
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大戦前までは英ポンドが基軸通貨であったのが、大戦後はIMF国際通貨基金によって、米ドルを基軸通貨とすることに決まったのです。このため、現在でも、オーストラリアドルやニュージーランドドルなど、ドルの名称が残る国はいくつもあるのです。
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1999年に新しくスタートして約10年経つのが、ヨーロッパのユーロです。現在ユーロには12カ国が参加していますが、実はこの12カ国の経済状態はまちまちです。このためユーロの実力を判断することは容易ではありません。そこで参考になるのが、ユーロ圏の経済指標を発表する欧州中央銀行の動向です。
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欧州中央銀行が発表する経済指標によって、ユーロの現在の力を判断することになります。ただし、イギリスがユーロに参加していないことや、将来的には経済的にまだ未熟な東欧諸国がユーロに加盟する動きがあることなど、まだまだユーロの安定性を測るには不安定な要素が多いと言えます。
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英ポンドは、第二次世界大戦までは世界の基軸通貨としてその地位を占めていましたが、現在ではその座を米ドルにとってかわられています。それでも現在でもロンドンのシティーを中心とする経済市場は、世界の経済をリードしていると言っても良いでしょう。外国為替市場においても、ニューヨーク市場に次ぐ取引高を誇っているので、まだまだ英ポンドの動きには関心を向けておかなくてはなりません。
ここでは主要な3つの通貨について簡単に解説しましたが、世界にはもっともっと多くの通貨が存在します。特に最近FXで人気なのが、金利が高い南アフリカランドやトルコリラといったマイナー通貨です。これらの通貨は金利の高さでは確かに魅力的ではありますが、まだFXの仕組みや動き方に慣れていない初心者にとっては、十分に経験値を積むまでは避けておいた方が良いと思われます。経験を積んでから、マイナー通貨を利用して利益を出せるようになるのがベストです。
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